会社帰りに、突然思い立って
アイランドを観てきました。

★★★★★★★★☆☆

考えさせられました。
映画の中で、
「君たちは、クローンだ。クライアントのコピー、
人間じゃない」と言う様な台詞があります。

ちゃんと生命体として生きている以上、
誰かの都合で命を奪うことが
許されて良いはずがありません。

人間として基本的なモラルを
考えさせられる重たいテーマを
すさまじいアクションを交え、
エンターテーメントとしても
うまくできている映画です。

2人が追っ手から逃げるシーンは、
とにかく凄い!

いったい何台車を壊すんだと・・・
飛んでくる車に思わず手に
力が入ってしまいました。

高層ビルの70階から
看板と共に落下しても
現実離れしたシチュエーションで
無傷で助かる2人にその場に居合わせた人が
「君たちは神に好かれているんだ」と。

そう、この世に命を受けた物全て、
神(特定の神ではなく)に愛されている。
愛される権利があるのだと思います。
そして愛する権利も有るはず。

クローンであっても
それは一つの命には変わりないのです。

クローン技術を人間に応用するかどうか
議論されていますが
命とは何か、もっと真剣に考えるべきかと・・・