久々に事務所でまったり仕事してます

最近日記を更新していなかったので

皆さまから心配のメールやらお電話を頂きました

 

体調を崩したわけではありません

多忙で更新できませんでした

 

ご心配いただきました皆様

ありがとうございます

 

とはいっても相変わらず忙しい合間を縫って

宴会は参加していますけど

 

私のバッグの中にはいつも何冊かの本が入っていますが

たいていは実用書です

でもたまに、小説やエッセイなどが入っていることもあります

今読んでいるのは江國香織の

「いくつもの週末」というエッセイ

いくつもの週末 (集英社文庫)
いくつもの週末 (集英社文庫)
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彼女の結婚生活をつづったものです

彼女の作品は、何冊か読んだことがありますが

独特の感性が、なんだか私の好きな世界です

 

普段気付かずに通り過ぎる些細なことが大切に思える

そんな気づきを与えてくれます

 

スイートリトルライズ (幻冬舎文庫)
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薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 (集英社文庫)
薔薇の木 枇杷の木 檸檬の木 (集英社文庫)
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ホテルカクタス
ホテルカクタス
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モンテロッソのピンクの壁 (集英社文庫)
モンテロッソのピンクの壁 (集英社文庫)
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とくに「ホテルカクタス」は、私の1番のお勧めです

佐々木敦子さんの挿絵も物語の雰囲気にマッチしています

 

ある町の外れの古いアパート、それがホテルカクタス

登場人物はちょっと変わっていて

3階の1角に帽子、2階の1角にきゅうり、

1階の1角に数字の2が住んでいます

その3人の住人のピュアでメロウな友情物語

 

帽子に、きゅうり

おまけに数字のですから

これだけで普通の小説ではないことが容易に想像できます

プロローグの部分を読んだだけで

すっかり物語の世界に引き込まれてしまいました

 

なんてホンワカ、それでいて実は

物事の本質を見抜いているような、彼らの会話

 

何でもないセリフの一言が心の奥をくすぐる時

実生活でたまった澱が洗い流されます

とても心があったくなって、涙がこみ上げてくるのです

 

ちょっと悲しいことがあった時や心が疲れた時には

何度でも読みたくなる1冊なのです

 

ちょっぴり、透き通った涙を流したい夜に・・・

 

お読み頂きありがとう御座います

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