魂を揺さぶるカーリエ博物館♪ : トルコ雑貨に恋して～

結構な距離を歩いて、やっとたどり着いたカーリエ博物館
お昼も回って、かなりお腹もすいていましたが
ランチを後にして、まずは博物館を見学することにしました

見学できるスペースはほんの少しでしたが
壁に描かれた装飾は、本当に素晴らしいものでした

ゴールドに輝く細かなモザイクタイルが、特別な光を放っているようでした

私はキリスト教徒とい言うわけではありませんが
こんなに素晴らしいフレスコ画やモザイク画を目の当たりにすると
なぜか神聖な気持ちになり、胸の奥底から湧き出るものが
目から押し出されることが時々あります

以前訪れたカッパドキアの遺跡の教会の壁画を見たときにも
同じような思いがこみ上げてきて、しばらく動くことができませんでした

おそらくその場所には、当時の人々の思いが
時を超え、直接魂に触れてくるからなのだと思います

１０年以上前の事ですが、インドを訪れた時
地元の人しか入ることのできない、ヒンドゥー教のお寺に入れてもらったときにも
涙があふれて止まらなかった事がありました

時空を超え、伝わってくる思いが、この記事を書いている今も
写真を見ながら蘇ってきます

なぜか分かりませんが、モスクの空間はとても落ち着き
何時間でも居られそうが気がするのですが
ここでは、この小さな空間に詰まった思いに
少し押しつぶられそうになり、残念ながら長居ができませんでした

全く関係ないかもしれませんが、以前霊に乗られた事があります

霊は見えた事がありませんが、時々感じます
殆どの場合、怖い事はありません
感じるだけです

神と霊は違う！と言われるかもしれませんが
おそらく私が感じるのは、神ではなく
そこに救いを求めて、祈りをささげていた人たちの思いのような気がします

体は滅びても、思いは残り、魂に共鳴して来るのかもしれません